色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
フランツ・リスト 巡礼の年 第一年スイス「ル・マル・デュ・ペイ」
「フランツ・リストの『ル・マル・デュ・ペイ』です。『巡礼の年』という曲集の第一年、スイスの巻に入っています」p62ほか多数
(ピアノ:ラザール・ベルマン)
(ピアノ:アルフレート・ブレンデル)
「メンデルスゾーンとシューマンの音楽を聴き分けることができた(これはつくるにはできないことだ)。」p56
バリー・マニロウ p62
ペットショップ・ボーイズ p62
クラウディオ・アラウ p63
動画は「巡礼の年 第三年 エステ荘の噴水」
ラウンド・ミッドナイト:セロニアス・モンク
「それから緑川は『ラウンド・ミッドナイト』をためらいがちに弾き始めた。」p78
「モーツァルトやシューベルトは若死にしたが、その音楽は永遠に生きている。君の言いたいことはそういうことか」 p84
ワグナー ニーベルングの指環
「あるいは何かのかたちであとに残るのかもしれない。そして人から人へとまた引き渡されていくのかもしれない。ワグナーの指環みたいにな。」p91
アントニオ・カルロス・ジョビン
「巨大な観葉植物の鉢があり、小さな音でアントニオ・カルロス・ジョビンの曲が流れていた。」p153
「車種は番号で覚えるしかないということだった。メルセデスやBMWと同じだ。あるいはブラームスの交響曲と同じだ。」 p154
ラスヴェガス万歳!:エルヴィス・プレスリー
「つくるは突然、その着信メロディーの曲名を思い出した。エルヴィス・プレスリーの『ラスヴェガス万歳!』だ。」p166
シューマン 子供の情景より「トロイメライ」
「俺が覚えているのはシューマンの曲だけだ。『子供の情景』の中の有名な曲。『トロイメライ』だっけな。」p202
ワム!
「…しつこいにきびにも悩まされていた。『ワム!』のCDも全部持っていた。」p223
「シベリウス、アキ・カウリスマキの映画、マリメッコ、ノキア、ムーミン」p235
フランツ・リスト 巡礼の年 第二年イタリア「ペトラルカのソネット第47番」p244
(ピアノ:ラザール・ベルマン)
(ピアノ:アルフレート・ブレンデル)
冷たくしないで:エルヴィス・プレスリー
「リクエストがあり、エルヴィス・プレスリーの『冷たくしないで』もフィンランド語で歌われた。」p260
フランツ・リスト 巡礼の年 第一年スイス「ジュネーブの鐘」 p306
(ピアノ:ラザール・ベルマン)
(ピアノ:アルフレート・ブレンデル)
「リストの音楽というよりはどことなく、ベートーヴェンのピアノ・ソナタみたいな格調があるな」p306
フランツ・リスト 巡礼の年 第二年イタリア「ペトラルカのソネット第104番」 p309
(ピアノ:ラザール・ベルマン)
(ピアノ:アルフレート・ブレンデル)
「iPodでハイドンの交響曲を聴いたり、スペイン語会話の勉強をしたりすることも、あるいは可能かもしれない。」p351